by 川村元紀
  KAWAMURA motonori
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オタクコミュニティ論
twitterでのオタク論まとめ。
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その昔、自分はオタクだ、と表明する事は一種の自殺だった。
オタクはイコールキモい、話が合わない、暗い、変態、危ない、そういったものの代名詞だったからだ。
自殺した者同士が死後の世界でドロドロと仲良くやる、生者は決して立ち入ってこない、そういう棲み分けができていた。
だけど最近になって、アニメ・ゲーム・マンガなどのサブカルチャーのメジャー化が進み、いわば生者が死後の世界にどかどかと遊びにくるようになった、なんだ、死後の世界も楽しいじゃん、なんて言ったりして。
そうして、オタクという言葉は消えた。

結局、オタクというのはサブカルチャーに傾倒している人を指すのではなく、ある種のコミュニティを指す言葉だったのだ。
それから、DQNとかリア充、非リア、非モテ、ニート、いろんな言葉がコミュニティ分けに使われて来たけども、未だぴたりと定着する言葉は発見されてないような気がする。それは、コミュニティ分けの問題を、各人の属性から考えてしまっているせいだ。
オタク趣味だから、コミュニケーションが取れないから、モテないから、そのコミュニティに属しているのではなく、そのコミュニティに属している人間に、たまたまそう言う属性を持った人が多い、と。

ちなみに個人的には、アメリカのジョックスとナードの概念を導入するのが面白いと思う。ジョックスとナードにも属性の概念はあるが、まあ、英語なので日本人が使う場合、その属性的な意味は都合良く薄れてくれるのではないか。
この概念が便利なのは、「クラス内ヒエラルキー」として各コミュニティが可視化されているから。

wikipedia-ジョックを参考 http://ow.ly/2MFtD

初めてこのヒエラルキーの図を見た時はびっくりした。高校〜大学とあれだけ友人に話しても通じなかった話が、アメリカでは広く受け入れられて図解されている。

ともかく、ヒエラルキー図を日本なりにアレンジする必要があったり、ヒエラルキーを可視化してカテゴリ分けする事が道徳的にどうかということは置いておいても、今の混迷するコミュニティ分け用語の乱立には、有効なのではないか。


・・・この図に俺を無理矢理当てはめるとしたら、ギークの上の方か、メッセンジャー辺りかなあ…と思ったが、案外「不良・不思議少女」辺りなのかもしれない。・・・・・・・というお話。了


この話の最中にお勧めされた映画。リンク先で見られるジャケット絵はまさにベタなアメリカ的ヒエラルキー。参考まで。

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